萩原工業株式会社

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岡山大学との共同研究着手について

萩原工業株式会社(代表取締役社長 浅野和志、以下「当社」)と国立大学法人岡山大学(学長 槇野博史、以下「岡山大学」)は、岡山大学大学院環境生命科学研究科の新史紀助教と「非相溶系樹脂混錬物延伸糸の耐候劣化メカニズムの解明および改善品の実用化」をテーマに共同研究を開始しましたのでお知らせします。

 災害復旧等に用いられるフレキシブルコンテナバッグの多くは、ポリエチレンとポリプロピレンを原料とする吊りベルトが用いられております。このタイプの吊りベルトは、柔軟性や引っ張り強度等で優れた性能を有する一方で、屋外での長期間の使用による劣化が課題となっていました。

 本研究期間は3年とし、この吊りベルトの劣化のメカニズムを解明し、耐候性を向上させることにより、耐久性の高いフレキシブルコンテナバッグの製造を可能にすることを目指します。

 当社は、フレキシブルコンテナバッグの耐久性向上により、効率的で安全な災害復旧と廃棄物の減少に貢献してまいります。

 なお本共同研究は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「若手研究者発掘支援事業」の助成対象に選定されております。

 また、当社と岡山大学は2020年1月16日に「連携・協力に関する協定」を締結しており、本研究もその一環となります。