Mid-Term Management Plan
2022年12月に策定した
中期経営計画「飛躍に向けた原点回帰」は、
前計画の主要戦略を引き続き着実に
実行することによる収益拡大と、
資本効率を意識した財務戦略を2本柱とし、
企業価値の向上を目指しております。
中期経営計画の位置付け
2019年12月に発表した中期経営計画「UPGRADE For Next 60」が大きな未達に終わったことを踏まえ
❶未達に終わった目標を達成する。
❷新たな財務戦略を実行する。
ことを主軸に、次なる飛躍に繋げていく3ヶ年の中期経営計画です。
経営目標数値
未達に終わった前計画の収益目標を踏襲し、v字回復・J字成長戦略を通じて確実な目標達成により次なる成長へのスタートラインとします。また新たに財務目標を設定し、資本効率の向上を図ってまいります。
事業環境に対応するためのv字回復戦略
❶適正な価格の実現
そのための製品競争力強化
原材料価格やユーティリティコストの高騰を確実に製品価格に反映させるために、その価格に見合う価値をお客様にお届けできるよう、製品の品質や使い勝手を向上させるとともに、競合他社との価格競争に巻き込まれないよう、当社独自の価値を製品に付加してまいります。
❷最適な生産・物流体制の構築
南米でのバルチップ生産開始
パラグアイでのバルチップ生産を開始し、主要需要地である南米への安定供給、リードタイム短縮、海上運賃高騰リスク軽減などを実現します。
中国でのシート生産機能の国内移転
2023年6月に中国子会社青島萩原工業有限公司の清算が結了し、同国でのシート生産機能の国内移転を完了しました。
エンジニアリング事業の最適生産
機械製品のサプライチェーンの見直しを図り、納期の短縮とコスト変動の防止を進めております。
成長軌道に乗るためのJump戦略
❶技術を、磨く。
●水平リサイクル実現のための技術開発
●環境、リサイクル需要への対応
❷製品を、広げる。
●シート、土のうのブランド再構築
●自治体、建設業協会との防災協定締結
❸市場を、創る。
●B to C 分野の強化
●海外市場開拓
●サーキュラーエコノミーの実現
●シート加工の強化による高付加価値化
❹社員の成長と幸福を、
伸ばす。
●製造現場の省力化
●子育てサポートの強化とシニア社員の活躍促進