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萩原工業株式会社とJ&T環境株式会社の業務提携について

萩原工業株式会社とJ&T環境株式会社の業務提携について
~ 国内初 ブルーシートの水平リサイクル「Revalue+」 に向けて~

 萩原工業株式会社(代表取締役社長:浅野和志、以下「当社」)と、JFEエンジニアリング株式会社のグループ会社であるJ&T環境株式会社(代表取締役社長:露口哲男、以下「J&T」)は、廃ブルーシートから再びブルーシートを製造する「Revalue+」※1の事業化を目指し、業務提携を行いました。

 現在、廃ブルーシートはその多くが焼却処理されており、一部のマテリアルリサイクル※2されている再生ペレットについても、再生ペレットの品質の問題からブルーシートの原料とはならず、カスケードリサイクル※4されています。
 そのような中、SDGs(持続可能な開発目標)の実現や、廃プラスチックによる環境汚染問題の解決へのアプローチとして、カスケードリサイクルを超えた水平リサイクル※5への関心が、昨今急速に高まっています。

 この度、当社と、廃棄物の回収ネットワークとリサイクル技術を有するJ&Tは、国内初の廃ブルーシートの水平リサイクル「Revalue+」の実現に向けて取組みを開始します。ブルーシートの循環スキームを段階的に構築し、廃ブルーシート5,000t/年を「Revalue+」の対象物として回収、リサイクルすることを目標とします。

 両社はこの活動を通じ、CO₂排出量削減と天然資源の使用量抑制に貢献し、SDGsへの取組を今後更に強化して参ります。

 

※1 「廃ブルーシートのリサイクル原料からブルーシート製品を製造すること」をネーミングしたもの

※2 製品を原料として再生利用(リサイクル)すること

※3 粒状の樹脂

※4 品質の低下を伴うリサイクルシステム

※5 使用済み製品が資源となりまた同じ製品として生まれ変わるリサイクルシステム。廃ペットボトルのボトルtoボトルリサイクルなどがこれにあたる

 

■提携の概要および各社の役割

1.業務提携締結日:2020年12月23日

2.各社の役割

萩原工業株式会社
・販売経路を通じた廃ブルーシートの回収先の確保
・プラスチックリサイクルに関する広報活動
・廃ブルーシート由来再生ペレットの改質および調質技術の研究、開発

J&T環境株式会社
・排出元からのリサイクル対象物品の収集
・廃ブルーシートからの再生ペレットの製造、販売
・再生ペレットを利用した製品の開発、製造、販売