市場のニーズに応える製品の
具現化力
社会が求める製品を提供するためには、固定概念にとらわれない製品開発が必要です。当社では新規製品の開発を積極的に行い、新しい市場や用途を開拓しています。
萩原工業のものづくり
ユーザーやマーケットの目線で行われる萩原工業のものづくり
当社ならではの強み。それは、ブルーシートを一貫生産する「合成樹脂事業部門」、スリッターなどの産業機械を製作する「エンジニアリング事業部門」、製品評価を行う「開発部門」が自社内に全てあることです。難しい課題には三位一体で取り組むことで、新たな製品・機能などを具現化し、市場のニーズに応えています。
国内外の事例
社会のニーズを具体化する
市場と技術をつなぎ合わせるのは、製品です。国内外問わず、社会が求めている機能を製品として具体化することで、市場のニーズに応えることができます。また、新しい市場を開拓することもできるのです。
国内
「ターピー ライトクリアメッシュ」で
現場を明るく安全対策もクリア!
建設・土木工事で仮設足場に取り付ける養生シートは落下物が現場外に飛散するのを防ぐために必須ですが、足場内が暗くなる悩みがありました。そこで開発されたのが、「ターピー ライトクリアメッシュ」。高い透明度を持たせることで優れた採光性を実現。外光を取り込み、現場を明るくすることで視界を改善し、安全性UP。道路に面した現場に使用すれば死角が減少し歩行者や車両の安全を確保できます。まさに現場の悩みをクリアにする一品です。
炎天下からパッケージの損傷を守る
「ターピー 遮熱シート スノーテックス」
肥料を製造するメーカーの悩みが炎天下の猛暑対策。出荷前の肥料は屋外で一次保管されており、汚れ防止に使用するのはパレットカバー。しかし猛暑でカバー内が高温化し、肥料袋のプリントが溶けて剥がれ落ちる問題が続発。そこでご提案したのが「ターピー 遮熱シート スノーテックス」。シート表面にある無数のミクロボイドが日光を乱反射させ温度上昇を抑制。プリント剥がれの問題はなくなり、綺麗な状態での保管を可能にしました。
海外
ポーランドにて、ストラクチャー用途に初採用
ポーランドで初めてストラクチャー用途に採用されました。66m ×30mの牛舎用で、8棟の施行が完了し、計26棟を施工予定です。ブロック作りからPVC、PVCからポリエチレン製の当社シートに変更されました。当社の技術により、①溶着強度が高く丈夫、②3.6mの広い幅で加工コスト削減、③軽くてハンドリングが容易 といったベネフィットを提供いたしました。
Hagihara Industries Yguazu SRL 完成
パラグアイに、南米地域初のバルチップ生産拠点「Hagihara Industries Yguazu SRL(ハギハラ・インダストリーズ・イグアス)」が完成しました。2023年9月19日には、日本国大使や現地政府要人をはじめ多くの来賓のご臨席の下、竣工式が盛大に開催されました。今後は、成長著しいブラジル市場への製品供給をはじめ、巨大な南米共同市場(メルコスール)の経済補完協定を活用し、さらなる販路拡大に取り組みます。