萩原工業株式会社(本社:岡山県倉敷市、以下「当社」)は、日本製紙株式会社(本社:東京都千代田区、以下「日本製紙」)及び株式会社リプロ(本社:岡山県岡山市、以下「リプロ」)との3社で進める使用済み飲料用アルミ付紙パックの再生利用の取り組みの中で、技術サポートの形で協力しております。
このたび3社の技術を活用して、飲料用アルミ付紙パックを境界杭・土木建築資材に再生する手法を開発し、商品化を実現しましたのでお知らせします。
飲料用アルミ付紙パックは紙・ポリエチレン・アルミニウムで構成されておりますが、回収後は「紙繊維」と「ポリエチレンとアルミニウムの混合物」(以下「ポリアル」)に分離され、そのうちポリアルについては、これまで、技術的な難しさから再生利用ができず、RPF(固形燃料)化や、廃棄物として焼却処理されておりました。
今般の商品化により、ポリアルの再生利用の技術開発に目途がつきましたので、3社は引き続き再生利用の拡大を進めてまいります。
当社はこの取り組みを通じ、プラスチック等のリサイクル推進に貢献し、SDGsへの取り組みを継続してまいります。
■ポリアルを原料とした商品例
丸杭
添え木(使用例)
■各社の主な役割