パラグアイにおいて開催された、日・パラグアイ・ビジネスフォーラム及び協力覚書発表式では、岸田総理、サンティアゴ・ペニャ・パラシオス・パラグアイ共和国大統領（H.E. Mr. Santiago PEÑA PALACIOS, President of the Republic of Paraguay）のご臨席の下、当社2件の協力覚書（MOU）を発表

萩原工業株式会社（代表取締役社長　浅野和志、以下「当社」）は、2024年5月3日～4日にパラグアイの首都アスンシオン及びブラジルのサンパウロにおいて開催された岸田総理が率いる政府経済ミッションの一員として、現地における各種行事に参加しました。この政府ミッション参加にあたり、当社ではパラグアイにおいて、国立アスンシオン大学工学部及びパラグアイ道路協会と協力覚書（MOU）を締結しました。

5月3日にパラグアイ アスンシオンで開催された、日・パラグアイ・ビジネスフォーラム及び協力覚書発表式においては、当社パラグアイ現地法人「Hagihara Industries Yguazu SRL（ハギハラ・インダストリーズ・イグアス）」の代表取締役社長及び当社子会社「バルチップ株式会社」の代表取締役CEOである萩原佳明が現地進出の事例紹介として登壇すると共に、岸田総理、ペニャ大統領のご臨席の下、2件の協力覚書（MOU）を発表、披露することができました。このイベントの後には、大統領主催の夕食会が開催され、当社もお招きいただきました。

なお、国立アスンシオン大学工学部との協定においては、パラグアイのコンクリート工学における教育及び研究能力向上のための技術援助に関する覚書を同大学の工学部のルベン・アルシデス・ロペスサンタクルス学部長（Dr. Ruben Alcides Lopez Santacruz）と調印、締結しました。双方は、パラグアイの土木建築技術の向上に資するため、コンクリート試験等の研究開発分野において互いに協力し、当社がこれまで培ってきたコンクリート試験の技術を国立アスンシオン大学に提供することで、同国の社会整備のニーズに合致したコンクリート道路など土木建築分野の案件について共同研究開発を実施します。

また、バルチップ株式会社は、パラグアイ道路協会（APC）と海外の先進的な舗装工法をパラグアイに導入するための共同研究にかかる覚書を同協会のウゴ・フロレンティン・ベニアルゴ会長（Ing. Hugo Frolentine Venialgo）と調印、締結しました。今後、パラグアイ道路協会との連携により、同国の道路の耐久性向上とイニシャルコスト及びメンテナンスコストの低減を目的に、海外で実績のある先進的な舗装工法をパラグアイに導入するための共同研究を実施します。


写真①　国立アスンシオン大学工学部とのMOU発表披露会
左から、ペニャ大統領、ロペスサンタクルス学部長、浅野社長、岸田総理
（出典：首相官邸ホームページ　https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202405/03paraguai.html）


写真②　パラグアイ道路協会とのMOU発表披露会
左から、ペニャ大統領、べニアルゴ会長、萩原社長、岸田総理
（出典：首相官邸ホームページ　https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202405/03paraguai.html）


写真③　現地進出の事例紹介として、Hagihara Industries Yguazu SRL（ハギハラ・インダストリーズ・イグアス）の萩原社長が登壇


写真④　国立アスンシオン大学とのMOU調印式
左から、浅野社長、ロペスサンタクルス学部長


写真⑤　パラグアイ道路協会とのMOU調印式
左から、萩原社長、べニアルゴ会長

当社は、これを機会にブラジル及びパラグアイと共に成長・発展し、さらに同国に貢献できるよう引き続き努力してまいります。